Criteo OneTagでオンライン ストアでのユーザの意図を捉える
概要
お客様のWebサイトのイベントやページからも、実店舗での販売促進に役立つユーザの購入意図のシグナルを取得できます。Criteo OneTagを適切に設定して、店舗でのキャンペーンのパフォーマンス向上につなげましょう。
以下に、一般的なEコマースサイトで取得できる購入意図のシグナルの種類と、それぞれのイベントを追跡するためのCriteo OneTagの設定方法を説明します。
実店舗でのキャンペーンのパフォーマンスを最大化するために、お客様のサイトで適用できるすべての種類のシグナルに対して、OneTagを設定することを強くおすすめします。
1.1 - 「おすすめ」または「お気に入り」店舗
買い物客のロケーション情報(共有される場合)に基づきアルゴリズムが抽出した「おすすめ」店舗や、買い物客が名指しで登録した「お気に入り」の店舗は、買い物客が訪問する可能性の高い実店舗を表す強力なシグナルとなります。
お客様のWebサイトでこのような機能を提供している場合、このイベントをWebサイトのすべてのイベントに追加します。
- ホームページ イベント
- 商品ページ イベント
- 検索ページ イベント
- カートページ イベント
- トランザクション完了ページ イベント
- 検索ページ イベント
注意:「おすすめ」店舗と「お気に入り」店舗の両方の機能がある場合、常に「お気に入り」店舗を優先させてください。
1.1.1 「おすすめ」店舗や「お気に入り」店舗のイベント スクリプト
<script type="text/javascript" src="//dynamic.criteo.com/js/ld/ld.js?a=お客様固有のアカウントID " async="true"></script> <script type="text/javascript"> window.criteo_q = window.criteo_q || []; window.criteo_q.push( { event: "setAccount", account: お客様固有のアカウントID }, { event: "setSiteType", type: "モバイルの場合はm、タブレットの場合はt、デスクトップの場合はd" }, { event: "setEmail", email: " ハッシュ化されたメールアドレス", hash_method:"sha256" }, { event: "viewHome"}, { event: "setZipcode", zipcode: "店舗の郵便番号" }, { event: "setStore", store_id: "店舗ID" } ); </script>
2.1 - 店舗検索のメインページまたは検索ページ
店舗検索ページは、一般的に次のフォーマットに分類されます。
- 店舗検索のメインページ
- 店舗検索の検索ページ
- 店舗検索の一覧表示ページ
- 店舗検索の検索結果ページ
以下を参照して、それぞれのページに該当するイベントを追加します。
2.1.1 店舗検索のメインページまたは検索ページのスクリプト
買い物客が店舗検索のメインページか検索ページにアクセスするときに常時(または、アクセスしたときに限り)、次のイベントがOneTagに追加されるように設定します。
<script type="text/javascript" src="//dynamic.criteo.com/js/ld/ld.js?a=お客様固有のアカウントID " async="true"></script> <script type="text/javascript"> window.criteo_q = window.criteo_q || []; window.criteo_q.push( { event: "setAccount", account: お客様固有のアカウントID }, { event: "setSiteType", type: "モバイル場合はm、タブレット場合はt、デスクトップ場合はd" }, { event: "setEmail", email: " ハッシュ化されたメールアドレス", hash_method:"sha256" }, { event: "viewStore", user_segment: 18 } ); </script>
2.1.2 店舗検索の一覧表示または検索結果ページのスクリプト
店舗検索ページに検索機能がある場合、Criteo OneTagに次のイベントを加えます。store_id配列には店舗IDを入力して、検索処理の結果がCriteoに渡るようにします。
検索条件が郵便番号の場合、その番号をzip_code配列に入力します。
<script type="text/javascript" src="//dynamic.criteo.com/js/ld/ld.js?a=お客様固有のアカウントID " async="true"></script> <script type="text/javascript"> window.criteo_q = window.criteo_q || []; window.criteo_q.push( { event: "setAccount", account: お客様固有のアカウントID }, { event: "setSiteType", type: "モバイルの場合はm、タブレットの場合はt、デスクトップの場合はd" }, { event: "setEmail", email: " ハッシュ化されたメールアドレス", hash_method:"sha256" }, { event: "viewStore", store_id: ["最初の店舗ID", "2番目の店舗ID" /*リスト内の各店舗の店舗IDを追加 */], zipcode: "検索用の郵便番号", user_segment: 18} ); </script>
3.1 - 店舗の詳細ページ
ユーザが店舗の詳細ページを閲覧したときに、常時イベントが取得されるようになります。
3.1.1 店舗の詳細ページのスクリプト
<script type="text/javascript" src="//dynamic.criteo.com/js/ld/ld.js?a=お客様固有のアカウントID " async="true"></script> <script type="text/javascript"> window.criteo_q = window.criteo_q || []; window.criteo_q.push( { event: "setAccount", account: お客様固有のアカウントID }, { event: "setSiteType", type: "モバイルの場合はm、タブレットの場合はt、デスクトップの場合はd" }, { event: "setEmail", email: " ハッシュ化されたメールアドレス", hash_method:"sha256" }, { event: "viewStore", store_id: "店舗ID", zipcode: "店舗の郵便番号", user_segment: 18 } ); </script>
注意:「zipcode」は、「store_id」フィールドで指定された店舗の郵便番号です。
4.1 実店舗にある商品の予約
買い物客が実店舗にある商品を取り置きできる機能(先払いなし)をWebサイトで提供している場合、次のイベントをCriteo OneTagで定義します。
4.1.1 「商品予約」のスクリプト
<script type="text/javascript" src="//dynamic.criteo.com/js/ld/ld.js?a=お客様固有のアカウントID " async="true"></script> <script type="text/javascript"> window.criteo_q = window.criteo_q || []; window.criteo_q.push( { event: "setAccount", account: お客様固有のアカウントID }, { event: "setSiteType", type: "モバイルの場合はm、タブレットの場合はt、デスクトップの場合はd" }, { event: "setEmail", email: " ハッシュ化されたメールアドレス", hash_method:"sha256" }, { event: "reserveInStore", item: [ { id: "最初の商品ID", quantity: 最初の商品の数量, price: "最初の商品の価格" }, { id: "2番目の商品ID", quantity: 2番目の商品の数量, price: "S2番目の商品の価格" }, /* 取り置きする商品ごとに行を追加 */], zipcode: "店舗の郵便番号", store_id: "店舗ID", user_segment: 18 } ); </script>
注意:「zipcode」は、「store_id」フィールドで指定された店舗の郵便番号です。
5.1 - クリック&コレクト
Webサイトに「クリック&コレクト」機能がある場合、Criteo OneTagの「trackTransaction」イベントを次のように設定します。
5.1.1 「クリック&コレクト」のスクリプト
<script type="text/javascript" src="//dynamic.criteo.com/js/ld/ld.js?a=お客様固有のアカウントID " async="true"></script> <script type="text/javascript"> window.criteo_q = window.criteo_q || []; window.criteo_q.push( { event: "setAccount", account: お客様固有のアカウントID }, { event: "setSiteType", type: "モバイルの場合はm、タブレットの場合はt、デスクトップの場合はd" }, { event: "setEmail", email: " ハッシュ化されたメールアドレス", hash_method:"sha256" }, { event: "trackTransaction", id: "トランザクションID", delivery: "store", store_id: "店舗ID", zipcode: "店舗の郵便番号", user_segment: 18, item: [ { id: "最初の商品ID", price: 最初の商品の単価, quantity: 最初の商品の数量 }, { id: "2番目の商品ID", price: 2番目の商品の単価, quantity: 2番目の商品の数量 } /* ユーザのカート内の商品ごとに行を追加 */ ]}); </script>
注意:「delivery」パラメータは、「store」に設定してください。「zipcode」は、「store_id」フィールドで指定された店舗の郵便番号です。
6.1 - 実店舗の在庫状況の確認
「checkAvailability」イベントは、ユーザがサイトで実店舗の在庫状況の確認機能を使用するたびにCriteo OneTagで指定されるよう設定します。
郵便番号を用いた検索機能を提供している場合は、「zipcode」パラメータに郵便番号、「store_ids」パラメータに検索結果で表示された店舗のIDを入力します。
6.1.1 「店舗の在庫状況の確認」のスクリプト
<script type="text/javascript" src="//dynamic.criteo.com/js/ld/ld.js?a=お客様固有のアカウントID " async="true"></script> <script type="text/javascript"> window.criteo_q = window.criteo_q || []; window.criteo_q.push( { event: "setAccount", account: お客様固有のアカウントID }, { event: "setSiteType", type: "モバイルの場合はm、タブレットの場合はt、デスクトップの場合はd" }, { event: "setEmail", email: " ハッシュ化されたメールアドレス", hash_method:"sha256" }, { event: "checkAvailability", item: {id: "商品ID"}, zipcode: "店舗の郵便番号", store_id: ["最初の店舗ID", "2番目の店舗ID" /* 店舗ごとに店舗IDを追加 */], user_segment: 18 } ); </script>
注意:「zipcode」は、「store_id」フィールドで指定された店舗の郵便番号です。
7.1 - 収集した郵便番号の情報について
Criteoで収集した郵便番号の情報はすべて、GDPRおよび一般的なPIIベストプラクティスに則り、処理・保存しています。